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女性の長期雇用「ワークライフバランスの実現」は意味なし

ママのRework

2019.07.30

以前、女性の雇用を推進するある団体の代表に、お話を聞く機会がありました。
その方は、結婚や出産を経て育児と仕事を両立する“ワーママ”としてキャリアを積んでこられ、今ではその経験を活かして大学でキャリアサポートをされています。

その方のお話の中で、大変興味深い内容がありました。
「企業がワークライフバランスを実現しても、女性の長期雇用は難しい」と。

いま、残業の少なさや休日の多さを重視して転職活動する人が多く、企業もその世の中の動きに合わせて社内制度の改善を行っています。
しかし、その希望が実現されたところで女性の雇用状況は定着しないというのです。

その要因としては、女性側の気持ちにありました。
例えば、出産後にフルタイムから時短勤務に切り替えた女性が、終わらなかった仕事を他の社員に振ることがしばしばあります。
それが女性に「申し訳ない」という感情を持たせ、「退職」という選択に繋がっているのです。
もし、この状況を女性が深刻に考えなければ、退職せずに済んだ可能性が高いと代表はおっしゃいます。

この解決策として、普段から従業員みんなの仕事を、全員が把握しておくのです。
自分の仕事以外の仕事内容をある程度把握しておくことで、いざ誰かが休んだり時短勤務になっても、引き受ける側に大きな負担がないというのです。
全く知らない仕事と、ある程度理解している仕事では、頼まれた際の負担が違います。
その為、頼む側も気持ちが楽なのです。
それに、フルタイムとして復帰した際も、みんながやっている仕事にまた自分も加わっていく、という感覚で戻りやすく、安心して仕事に取り組めるのだそうです。

ワークライフバランスのために制度を充実させても、それを実現しやすい環境が整っていないと何の意味もないのです。

一気に社内改革を行うことは難しいかもしれませんが、これを念頭に置いて取り組んでいくことが、企業にとっても女性にとっても最善の方法なのではないでしょうか。

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