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~キャリアの8割は偶然~就活・転活『偶然』活用のすすめ

人材業界について

2017.06.8

就職や転職などの際、何が自分の適職なのか、今後のキャリアはどのように考えれば良いのかなど悩みは十人十色である。
ただ、心理学的に不安や悩みが募れば人は安定・安心できる場所を求める。仕事探しとなればその動きは顕著になり、「安定した仕事・会社」をリストアップしがちになる。
しかし、現代社会は極めて不透明であり、「どこが安定しているか」などだれにもわからない。SHARPや東芝などの経営不振を例として、大企業すらも先行き不安が続いている。キャリアの節目に立っている人にとって「〇〇会社に就職・転職できたから安心」はあり得ないわけである。
働く人にとって変化が激しい現代社会において、今後のキャリアについて考える機会を設けることは非常に重要であろう。そこで変化が激しいということを前提としたキャリア・生き方の考えのひとつとして「プランドハプンスタンス理論」という理論があるので、その考えについて紹介し、就職・転職を考える際のひとつの糧にしていただきたい。

<プランド・ハプンスタンス理論とは?>

プランド・ハプンスタンス理論(日本語訳:計画された偶発性)とは、アメリカの心理学者クルンボルツによって1999年提唱された。要約すると、「人は偶然の出来事によって左右される」という考えであり、これはビジネスパーソンを対象とした研究から導き出され、「キャリアの8割は偶然によって形成される」と結論づけられている。
「8割が偶然・・?」と疑問に思うかもしれないが、自身のキャリアを振り返っていただいたら「あの偶然の出来事・出会いがあったから今・・・」ということも多いのではないだろうか。例えば、クルンボルツ自身も心理学にもともと興味があったわけではなく、大学時代にテニスのコーチが偶然にも心理学の教授であったことから心理学の世界に飛び込んだという。「偶然」のキャリアへの影響は想定以上に大きいのだ。
しかし、これだけを聞けば「運や偶然に任せろということ?」という声が聞こえそうだが、そうではない。偶然を上手く利用し、思い描くキャリアを実現していけるように生かすことが重要ということである。そのためには以下の5つのスキルが重要になる。

⑴ 好奇心:新しい学びの機会を模索する
⑵ 持続性:たとえ失敗しても努力し続ける
⑶ 柔軟性:姿勢や状況を変えることを進んで取り入れる
⑷ 楽観性:新しい機会は実行でき達成できるものと考える
⑸ 冒険心:結果がどうなるかわからない場合でも行動する

これらを総じていえば、「望ましいキャリア・ビジョンに向けて可能性を広げ続ける継続的行動」というわけである。

この考えを現代の就職・転職へ応用すると、就職・転職前から「自分が望むキャリアに向けて行動し続ける」ことであろう。職探しの際は、不安や悩みが募り停滞してしまいがちである。そんなときでも何か行動を起こせば、偶然的に何かポジティブな出来事が起きる可能がある。「棚から牡丹餅」ということわざがあるが、「棚の方まで自分が歩み寄らなければ餅は落ちてこない」ともいえる。
持続的に行動を起こし視野を広げ、うまく偶然をキャッチすることこそが、キャリアの節目を上手く乗り切る方法であろう。

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